「志望動機はこう書けば合格できる」とか「面接必勝法はこれだ」とかいった情報が氾濫してるけど、ちゃいまっせ。面接は自由なんやで。こう言えば合格とか、自己PRはこう言えば高評価とかあらへんで。そういう型みたいなもんはあらへんのよ。まぁ、あらへんからこそ、無いものねだりで、みんな公務員予備校やマニュアル本やネットやYouTubeの嘘情報に飛びつくわけよ。存在しないものを探し回って嘘情報に飛びつくわけよ。公務員予備校や出版社やブロガーやユーチューバーのエエカモになってるわけよ。ええか、面接に合格したければ、ホンマの自分を自分の言葉で伝えたらええんや。何にも縛られず、自由にのびのび表現したらええんや。どんなにググり倒しても、合格するためのネタは、インターネットの中には存在せえへんぞ。合格するためのネタは、あんた自身の中にあるんや。あんたの内側、内面にちゃんとあるんや。
マンガでも小説でも音楽でも油絵でも世の中何でも自由やろが。型なんかありまへん。こんなマンガを描けばベストセラーとか、こんな曲を作れば大ヒットとかあらへんのや。あだち充もいれば弘兼憲史もいるし松本零士もいれば高橋留美子もおるわけや。中島みゆきもいれば水木一郎もいるしGACKTもおる。山本周五郎もいれば群ようこもいるし池井戸潤もおるわけや。どや、みんな自由にのびのび表現してるやろが。それが読者や聴衆に受け入れられて、人気があるわけや。面接官に気に入ってもらって高評価が欲しければ、個性をバンバン前面に出せばええわけや。それで楽勝で合格じゃ。なんでこんな簡単な事がわからへんのじゃ。幼稚園や小学生の時、絵を描いたり、作文書いたりしたときのこと思い出せ。誰かの真似して絵を描いたりせえへんかったやろ、優良模範例文を参考にして作文を書いたりしてなかったやろが。個性全開100%で描いたり書いたりしてたはずや。昔普通にやっていたことが、なんで今でけへんのじゃ。面接番長松田佳久53歳