昨日の受講生さんは、地方も国家も全て面接落ちの公務員浪人1年目さんです。大学のキャリアセンター職員に、面接カードや面接の指導を受けていて、「これでいい! 大丈夫!」と太鼓判を押されていたそうです。昨年使った面接カードのコピーを3枚見せてもらいましたが、志望動機欄も自己PR欄もハッキリ言って内容がグジャグジャ、意味が分からない状態でした。こんな文章に太鼓判を押されていただなんて、信じられへんです。「そのキャリアセンター職員は、ハズレやわ、レベル低い人に当たってしもたんやわ」と慰めておきました。で、最大の欠点は、内容がわかりにくいということです。1回ざっと読んだだけでは、内容が頭に入って来ないのです。受験生本人は自分が体験したことだから、内容をよく知っているわけですが、面接官は初見です。背景も事情も何も知らないのです。わかりくいと、「こいつアホや、まともな文章も書けへんのか、もうええわ」となってしまいます。ということで、余分なぜい肉はバッサリそぎ落とし、文章と構成をガラリと変えました。元文章は跡形もなく消え失せてしまった感じです(笑)。さらに、そもそも、この題材、ネタがよくあるワンパターン、ありきたりのネタでしたので、別ネタを新しく2つ作りました。受講生さんは「今までのと全然違います。けど、こっちの方が断然いいです!」と大満足でしたよ。さぁ、これで合格じゃあ! 昨年受講していたら、今頃公務員として働いているわけやけど、まぁ、それはいまさら言ってもしゃあないし、前だけ向いて、合格目指して頑張ろうぜぇ! 面接番長まっちゃん
ちなみに、わかりにくい文章には、内容がグジャグジャ以外にもう1タイプあります。それは、ポワーンとしたイメージを書くタイプです。内容が曖昧で具体性が全然あらへんのです。雰囲気や思い、感情ばっかり書いてあるんです。これは女性に多いですね。(>_<)